片付けで大事なのは、最初に散らからない仕組みを作ること

片付けの習慣を作る

こんにちは!写真の松屋店長の松尾勝彦です。

僕の趣味は、片付けです。
このことを言うと、ほとんどの方に笑われます。
でも、片付けを学んでいると、とても奥が深いのです。

僕は40歳まで、片付けができませんでした。
40歳の時に、片付けのコツを教えてもらってから、片付けができるようになりました。

そして、だんだん
・お金が貯まる
・時間ができる
これらの現象が起こるようになってきました。

しかし、最初これらの現象がじわじわと起こってきても、なんとなく居心地が悪いわけです。その理由は、いつも忙しくて「忙しい!忙しい!お金がない!」と言っていたからです。

片付けができるようになると、時間ができるようになり、だんだん「忙しい!忙しい!」と言わなくなります。でも、今まで忙しかったのに、時間ができると、なんとなくサボっている気になってきます。しかも今まで以下の仕事をしているのに、お金が貯まってくるわけです。なんとなく、悪いことをしている感じになってきました。

この時間ができることを例えると、現役の頃、バリバリ働いていて、定年後に、することが無くなった感じに似ていると思っています。

「7つの習慣」との出会い

片付けをすることで、時間もお金も少しずつ余裕が持てるようになり、本当にこれでよいのか?と迷いだしました。

そんな時に、読み直した本がスティーブン・R・コヴィー氏の「7つの習慣」でした。
なぜ片付けをすると、人生が変わる方が多いのか?
このことに疑問を持ちながら、この本を読んでみると、答えがわかりました。

この本は、アメリカ人のコヴィー氏が、アメリカの過去200年の成功者の文献を読んで、まとめられた本です。成功者に共通する7つの習慣について書かれていています。1990年に出版された本ですが、今でも全世界で売れています。ただこの本に書かれていることは難しいので、本のことを知っていたり、本を読んでも、実践までされている方は少ないです。

僕は、46歳の時から、本を読んで、本に書かれていることを実践しています。一番変わったことは、怒らなくなった(キレなくなった!)ことだと思います。おかげで、当店のスタッフさんは、長く勤めてくれるし、子育ても楽です。

最優先事項を優先する

「7つの習慣」の中で、片付けのことが直接触れられているわけではありませんが、第3の習慣:最優先事項を優先するの中に「緊急でない、重要なこと」を優先することが書かれています。

すなわち「緊急でない、重要なこと」が、片付けにあたるわけです。

本の中に時間軸のマトリックスが出てきます。
縦軸に、重要度。横軸に緊急度に並んでいます。
第1領域:緊急で、重要なこと
第2領域:緊急でない、重要なこと
第3領域:緊急で、重要でないこと
第4領域:緊急でない、重要でないこと

第1~第4領域の中で、どれを最優先するか?尋ねられると、ほとんどの方が「第1領域:緊急で、重要なこと」と答えられます。僕もそうでした。

しかし本当に大事なのは「第2領域:緊急でない、重要なこと」です。すなわち後回しにしやすいことです。

なぜ多くの方が第1領域:緊急で、重要なことを優先するのか?その理由は、問題が目に見えるからです。事故や、クレームなど目の前に起こっていることを対処することが優先です。でも、問題ばかりに対処するのではなく、原因を解決しない限り、再度また問題は起こってしまいます。

しかし「第2領域:緊急でない、重要なこと」を先に優先することで、「第1領域:緊急で、重要なこと」「第3領域:緊急で、重要でないこと」がどんどん減ってきます。そうすると、時間に余裕が生まれてきます。

しかも「第1領域:緊急で、重要なこと」「第3領域:緊急で、重要でないこと」は、時間だけでhなく、お金がかかること多いので、お金のない状態になってしまっているわけです。この状態になれば、いつも忙しいので①便利なモノが欲しくなる②外食が多くなるなど、時間をお金で買ってしまっているので、頑張っても、頑張っても、お金が残らないことになっているわけです。しかも、モノもどんどん増えてしまいます。

これが、忙しい理由です。
まるで、ハツカネズミが滑車を廻している状態(ラットレース)になっているわけです。この流れを変える必要があります。

片付で、人生が変わり理由

片付けで、人生が変わった!という方が多い理由は、
・お金が増える
・時間ができる
・気持ちに余裕ができる

だけの話ではありません。

片付けをやり続けることで、
・自分の大事なモノがわかる
・自分の夢や目標ができる
・他人と比較しない人生が送れる

などが起きてきます。

だから、片付けができるようになった方が「人生が変わった!」と言うようになったわけです。

でも、忙しいのに、片付けができないから困っている!という方が多いと思います。僕もそうでした。

では、何をしたのか?
それは、片付けを習慣にしたことでした。

片付けの習慣を作ってみる

僕は、毎日ゴミ袋を持っての朝15分の捨てる活動をおススメしています。
これをすることで、少しずつお部屋の中からモノが減ってきます。モノを減らすことができれば、モノが増える理由の買う行為を少なくすることができるようになります。期間は、まず3か月です。3か月間、毎日捨てる活動をすることで、だんだん習慣になってきます。

毎日15分間の捨てる活動をすることのメリットは、習慣にするだけはなく
・最初捨てることができなかったモノでも、捨てる勇気が持てるようになる
・一気にやらないので、一般ごみとして捨てることができ、お金がかからない
・気持ちもリフレッシュされて、仕事に良い影響が出る
などがあります。

毎日捨てる活動を行うことで、自分との対話もできます。
「いる?」「いらない?」と対話すること。すなわち
「自分にとって大事?」「そうでない?」と問いかけることで、だんだん自分の大事なモノが見つかり、自分の夢や、目標が生まれてきます。

しかも、片付けには、お金がかかりません。

習慣にするために必要なこと

それは
・目標
・意志
・仲間
・環境
・コーチ
(アドバイスをくれる方)
これらが必要になってきます。

習慣を作るコツがわかってくれば、自分一人でできるようになります。
しかし、多くの方が途中で挫折します。その大きな理由は、意志が弱いからです。ただ意志を強くする方法があります。それは、達成した際の目標を明確にすること。そして仲間や、環境、指導者にアドバイスしてもらうことです。

片付コーチングサービス

僕は、片付けをしたい!と言われて、途中で挫折した方をたくさん見てきました。その姿を見て、とても残念に思います。なぜならずっと「第1領域:緊急で、重要なこと」「第3領域:緊急で、重要でないこと」を行ったり来たりしています。しかも、自分では頑張っているつもりになっています。

この状態を、客観的に自分でわかると、やり方を変えることができるのですが、忙しい中にいる当事者に客観的に自分を見ることはできないと思います。だから、仲間や、環境、指導者がいるのです。

そこで、僕の経験を活かして、僕が学んできたことなどをお伝えするコーチングサービスを考えました。ただ、僕が学んできたノウハウや、僕も時間を使うために料金は頂きます。

コーチングサービスの内容

入門コース(3ヶ月コース・48,000円)
・片付けの目標を一緒に作る
・片付けの目標のプランニング
・ご家族向けの片付け勉強会
・月2回のコーチングセッション(Zoomなどを使います)
・家計簿管理の方法(希望者の方)

返金保証あり:入会しても、効果がなかったら全額返金致します。(ただし、こちらのアドバイスに従って頂けなくて効果が出なかった場合は、返金いたしておりません)

オプション
・お宅訪問 8,000円
・一緒に片付け 1時間4,000円(スタッフ1名)

中級者コース(3ヶ月コース・6,000円)
・月2回のコーチングセッション(Zoomなどを使います)

オプション
・お宅訪問 8,000円
・一緒に片付け 1時間3,000円

上級者コース(3ヶ月コース・4,500円)
・月1回のコーチングセッション(Zoomなどを使います)

卒業した際に、片付いたお部屋で家族写真を撮影させて頂きます。出張費や、撮影料は頂きませんが、プリント代はかかります。またご希望の方には、片付けを始めた時から、終了までの変化を1冊のアルバムに編集もできます。

お申込み方法

お電話で「片付けのコーチングを受けたい!」とスタッフにお伝えください。
電話番号 0943-75-3577

※コーチングセッションは、店長の片付けを理解して頂いていることを前提にお話をしますので①片付けの思考編 ②片付けの技術編の両方を受講して頂いた方に限ります。

習慣を作るメリット

習慣にすることで、感性が磨かれます。
だんだん散らかっているお部屋にいることが、苦痛になってきます。そうなってくると、自然と常に片付けをしている状態になってきます。

そうなれば、片付けをする時間がいらなくなるわけです。

そして、自分が変われた体験を、子供たちに伝えてあげてほしいのです。
実は、良い習慣は、意識しないと身に付きませんが、悪い習慣は、すぐに身に付きます。

そして、子供たちは大人の背中を見ています。
なぜなら、自分ではどうしてよいのか?わからないので、身近な大人の真似をします。しかしそのマネをする大人の行動が、正しいのか?そうでないのか?の分別ができないのです。

もしお子さんに良い習慣を身に着けさせることを望んであるとすれば、まず身近な大人、すなわち親が良い習慣を身に着ける必要があります。

片付いたお部屋で、家族写真を撮る意味

片付けの習慣が身について片付けができるようになるまで、最低1年はかかると思っています。もっと早くできるとよいのですが、早ければ早いほど、リバウンドしてしまいますので、習慣を身に着けるためには、ゆっくりやる方が良いと思います。

僕はよくYouTubeで、片付けの番組を見ています。
ほとんどの場合、自分で片付けをしなくて、業者に依頼される場合が多いです。その方法の方が早く片付くので良いのですがデメリットもあると思います。

それは
・業者に依頼した分、費用がかかること
・自分で片づけてないので、リバウンドすること
これでは、とても勿体ないと思います。

僕の行う片付けコーチングサービスは、僕はアドバイスをしますが、基本片付けに行くことはしていません。なぜなら自分で、できるようになって頂きたいからです。

お部屋が片付けいていくと、だんだん家族の雰囲気も変わってくると思います。
・家族が家にいる時間が長くなる
・家族が仲が良くなる

片付けができた際、家族が内面から変わった姿を、写真に撮らせて頂きたいと思っています。きっとその写真の中には、作り笑顔ではなく、内面から笑顔の出た家族写真が撮れると思います。そして、その写真をリビングや、玄関に飾って頂きたいのです。

飾ることで、いつも目にすることができます。
そして、お家が散らかっていた過去の状況と比べて頂くと、家族が一致団結して、達成したことに、自信を持てると思います。

きっとその頃には、現在問題になっている家族間の問題、時間とお金の問題は、解決していると思います。